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良さげな手法、その後

こんにちは、雲です。

先日、ちょっとした裁量手法を紹介しました。夜しかトレード時間がとれないので、実践で使うのは難しいと言ったのですが、6通貨ペアほど監視してたら、夜8時以降でもある程度エントリーできることに気づきました。

28日から監視して、8回のトレード。損益率3:1にして4勝4敗でした。かなりいいです。一回の負けを資金の1%にした場合、この週だけで8%の利益です(これは良すぎですが)。

まだまだ検証が足りないので、まったく当てにならないデータですが、夜しかトレードできなくても、ある程度エントリータイミングがきてくれることがわかったので、ちょっと期待できるかなと感じているところです。

今監視している通貨ペアは、USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、EUR/USD、GBP/USDの6通貨ペアです。基本スキャルピングなので、スプレッドが大きいのは不向きだと思います。あと、ちゃんと見てませんが、この手法に合わない通貨ペアもありそうです。

システムと裁量の組み合わせ

この手法のトリガーは前回説明したとおり、100MAと200MAがクロスした最初のあたりで、押し戻りを待ってストキャス(9.5.5)が70.80ラインあたり(売りの場合)でクロスしたタイミングですが、そのままルールどおりにエントリーを繰り返しても勝率は高くないです。ある程度、上位足の方向感だとか、節目での反発を考慮しないといけません。裁量の部分も半分くらいは入ってきます。ですが、その分、無裁量のロジックよりも大きな利益が見込めると思いますので、引き続き検証を続けたいと思っています。

とりあえず、現段階での検証結果をチャートを見て説明してみたいと思います。

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上チャートは1月31日のAUD/JPY、5分足です。黄色い〇でショートエントリーしました。このトレードはうまくいきました。

本当は青い〇の部分で、MAのクロス直後にサインが出てたのですが、節目のラインに若干届いてないのと、MAから少し離れているかなと思って一回目のサインは見送りました。その後すぐにラインにタッチして反発し、ストキャスでもサインが出ましたので、ここでエントリーです。これはばっちりうまくいきました。

上位足も下にトレンドでてましたので、方向も良しです。ただ、1時間足レベルで直近安値がすぐ下にありましたのでちょっとどうかなと思いましたが、あまり気にしすぎるときりがありませんので、そこはスルーしました。

ピボットは使えるかも

そして、前回にはなかったピボット(チャートにある点線のやつ)を今回導入してみました。白の点線がPラインで薄い青とか赤の点線が、R1とかS1とかのラインです。基本はPラインの位置を背にしたエントリーが今のところ有効に機能してるんじゃないかと考えてます。ちなみにピボットのtime frameは4時間足にしてます。今のところの、4時間足のピボットが機能してるような気がします。ピボットは日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米では人気のインジケーターのようですので一度使ってみてはいかがでしょうか。

このインジケーターはこちらからダウンロードさせて頂きました。管理人様、ありがとうございました。動作も軽くて非常に使いやすいです。

フィボナッチを使って、簡単に利確ポイントを出す

前回、フィボナッチリトレースメントを使って利確位置をわりだすと言いましたが、今回、画像を使って説明します。

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黄色の〇がエントリーした場所ですが、エントリーを決めた時点でフィボナチを引きます。 フィボナッチレベルを上のように、0%、50%、100%、150%、200%に設定してそれ以外のレベルは消しておきます。まず、損切位置はエントリーする山のちょい上です。そこにフィボナッチの0%を合わてその位置は固定します。そしてエントリーする位置にフィボナッチの50%がくるように合わせます。そうすると、損切幅に対して3倍の利益幅が200%のところになります。2倍なら150%、1倍なら100%です。こうすると分かりやすいと思います。ただ、フィボナッチリトレースメントとして通常の使い方ができにくくなりますので、注意して下さい。あとは、損切幅からロット数を割り出して、一回のトレードの損切金額が一定になるように計算します。私はエクセルで損切pipsを入力すれば、ロット数が出るように計算式をつくっています。エクセルが使えない方はがんばって計算機をたたいて下さい。面倒くさいと思いますが、資金管理はとっても大切です。

エントリーが決まって、もたもたしてたらどんどん動いてしまうかと思いますが、だいたいはその後も上がったり下がったりしてエントリー場所をうろうろしますので、そんなにあわてなくてもいいです。場合によってはより条件がいい位置でエントリーできます。もし、すぐにぐんぐん動いてしまったら、あきらめて下さい。何度もチャンスはありますので。

裁量でやるなら経験値が勝敗のカギ

裁量でやるならその場の相場観が重要になってくると思います。きっとどんな事でも経験の積み重ねがプロフェッショナルになる為の必須条件だと思いますので。たとえば、料理でも同じように、ちょっとした火加減や微妙な味付け、適切な工程とか、わずかの差こそが、プロと素人違いだと思います。たぶん同じレシピ本をみて作ったとしても、プロが作るのと、ただの料理好きが作るのでは決定的な差が生まれるのだと思います。それが何なのかは言葉ではうまく説明することができず、これが何度も反復することでしかわからない感覚なんだと思います。

私は以前デザインの仕事をしていました。特殊な技術ですので修行時間が何年もありました。デザイン的な感性というのは、うまく言葉では説明できません。打合せや会議の場では抽象的な言葉が飛び交います。しかし、それなりに経験がある人ならちゃんと理解でき、それを形にすることができます。FXもやはり同じだと思います。この洗練された感性こそが裁量トレードでの勝敗を左右すると思うんです。飽きるほど同じことを繰り返した人だけが見えてくる見えない景色があります。FXでもその感覚を身に着けることができれば安定した高いパフォーマンスを維持できると思うんです。

 

 

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